納豆だけは・・・

納豆だけは・・・

娘は1才8ヶ月。

既に離乳食も卒業し、今はもっぱら手づかみ食べの真っ最中です。

まだ歯も全ては生え揃っておらず奥歯は下の左右に1本ずつあるのみですが、

トンカツや春巻きなど歯ごたえのあるおかずも少し小さく切って目の前に置いてやるだけで一人黙々と食べ進め、

ふと見ると無くなっているので“あぁ食べたんだな”という感じです。

上の子もとてもよく食べる赤ちゃんでしたが、何しろ一人目だったのでいつも私かパパのどちらかが付きっきりで食べさせてやり、

「これはよく食べるから好きみたい、これはあまり食べないなぁ」と細かく観察しながらの食事タイムでした。

そのせいか上の子は、自分の手ではなかなか食べたからず、

試しにオニギリなど持たせてみてもゴハン粒が少し手に付いただけで眉間にシワを寄せ「ん!ん!」と不愉快をアピールするような、

潔癖な赤ちゃんになってしまいました。

育児書にはたいてい【この時期の赤ちゃんは食べ物の感触を味だけでなく手触りでも楽しむもの。

思いきり手づかみ食べをさせて、自分で食べる楽しさを味あわせてあげましょう】というような事が書いてあるので、

“この子、このまま自分で食べない子になったらどうしよう・・・、

男の子なのに、潔癖すぎて砂場遊びもできないような子になったらどうしよう”などと随分心配したものです。

まぁそんな息子も大きくなるに従い自分でスプーンやフォークで食べられるようになり、

6才になった今では潔癖どころか泥団子だろうが死んだミミズだろうが何のためらいも無く触る子供に育ちましたが、

そんな訳で、離乳食を始めた途端から食べさせてもらうのを嫌がり手づかみで食べたがる娘を見て、

私も夫も少なからず驚いたのでした。

確かに食べこぼしで床や服は汚れますが、

しっかりとお食事エプロンをさせて床にビニールシートを敷いておけば後始末もそんなに大変ではないし、

何よりも「はいどうぞ、自分で食べてね~」と割り切ってしまえば食べさせる手間いらずでラク・・・。

シチューやラーメンなど、“これはさすがに手では無理か?”と思うメニューにも娘はひるむことなく、

地道に地道に食べ進めていつもちゃんと完食するのです。

ただここ最近、納豆ごはんだけはネバネバと指にまとわりついて食べにくい事がわかったらしく、

スプーンで食べさせてもらう方を好むようになりました。

これも成長か♪

工事のお兄さん

先日、我が家のガスをプロパンから都市ガスに切り替える工事をしました。

家の前の道路から庭まではすでにガス管が来ていたので、

今回は庭からガス管を伸ばして宅内まで引き込む工事となり、それに伴いガス管が通る部分の庭のコンクリートを一部壊しました。

キッチンのガスコンロの交換は1日で終わりその日のうちに使えるようになりましたが、

台風21号が近づいていたので庭のコンクリート工事は後日に延期されました。

工事のお兄さんから、

「コンクリートを流してすぐ雨が降ると乾かないので晴れが数日続きそうな日を狙ってまた来ます」と言われていたのでした。

そして天気の良い日曜日の今日、

お兄さんは再びやってきて、庭でセメントの粉に水を入れて大きなシャベルでまぜまぜし始めました。

こんな面白そうなことを6才の息子が見逃すはずがありません。

初めはカーテンを開けて窓越しに見ていましたが、

すぐに「ぼく見てきてもいいっ?ぜーったい邪魔しないから!」と鼻息荒く靴を履き始めた息子。

慌てて追いかけて、お兄さんに「子供が見たがっているんですが、庭に出してもいいでしょうか?」と聞くと「いいっすよ」とのお返事。

「静かに見ているだけよ」ともう一度念を押しました。

初めは静かにそばで眺めていた息子ですが、すぐにうるさくお兄さんに話しかけ始め、

「ねえねぇ、お兄さん、なんさい?」「子供のとき、何になりたかった?」「これ混ぜるの?」

「ぼくも手伝おうか?」「ぼくのドングリ見たい?」「うちの金魚見せようか?」「ぼく手品できるよ」・・・・。

私はヒヤヒヤしながら部屋で聞き耳を立てていましたが、

お兄さんがぼそぼそ応える声は小さくて何といっているのかは聞こえません。

挙句の果てに「さてここで問題です。ぼくの今日のお昼は何だったでしょう。1番、焼きそば。2番、オニギリ。・・・」などと言い出す息子。

私が慌てて「コラー!邪魔ばっかりするならもう部屋に入りなさい!」と怒鳴ると、

意外にも「あぁ、大丈夫っすよ」とどこまでも爽やかなお兄さん。

当然のようにお兄さんの隣に座り込み「大丈夫だってさ!」と威張る息子を置いて私はまた部屋に戻り、

そんなことを2、3回繰り返したところでやっと工事終了。

帰りにお兄さんにジュースを渡すと息子はまるで自分もひと仕事終えたかのように一緒になって飲んでいました。

優しいお兄さん、今日は息子の相手までしてくれてありがとうございました。


2012 納豆だけは・・・